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磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

雨水井戸製作記其の三

雨水井戸の作製は、友人連中が沢山来る事になったので、全く捗らず。縦樋から取水する分と排水してしまう分の分離配管?と貯水タンクの周辺処理だけで今回は勘弁しといたろう。

で、沢山友達が来た。社内で異動があり、お世話になったスタッフや応援に来てくれたり、スタッフを手配してくれたり、何かと親身に助けてくれた仲間を御招待。あの小さな秘密基地が一杯になるほど人で溢れた。メインディッシュはいつものピザ。

ただ、今回は玄麦を仕入れていたので、これを石臼で挽くところからスタート。だんだん材料調達がおおもとに向かっている。自分的には将来、畑で麦から育ててみたい。

挽き臼は実家の両親が20年以上前に流行った玄米スープを作る為に買って、スグに使わなくなって放置されていたのを20年分のホコリと泥と一緒に引き上げてきたもの。心棒と取っ手は朽ちていたので作り直した。本体はガシガシ洗って、エアコンプレッサーで掃除すると元通り。いたって綺麗。ほとんど使ってなかったみたい。

で、玄麦を少しいれて回してみる。ん?出てこん。貸してみな。時計回り???半時計回り。おぉ~っ!出て来た~。逆回ししてたんやんか~。めでたく挽けました全粒粉。ちゅか篩いが細かい目のヤツが無いんで、ふすまが混ざる。半分はパン用に、半分はピザ用に。いかんせん温度が低い。発酵が進まん。んで、フツーの強力粉を並行して発酵させようと薪ストーブの上に置いてたら、暑過ぎてイーストが死んでもた。全粒粉のほうは何とか発酵を始めたので、ピザにも使わせてもらった。

今日のスペシャルで、マイミクのcharさんが、天然酵母を持って来てくれた。これで焼いたパンは独特の香りがする。しかも、元種を作るのに普通1週間は掛かる。滅多に口に出来無いので、超ラッキー。残念ながら、発酵に時間が掛かり、作った本人は時間切れで帰って行ったので、翌日窯で焼いて食べました。滋味タップリで、どっしりとした田舎パンが出来ました。こんなの食べると普通のパンがスカスカに思えるね。ヤバイ。

久しぶりに沢山の仲間が来てくれて、楽しい休日が過ごせました。みんな本当に良いやつばっかで、幸せな職場にいたんやなとつくづく思います。心から御礼を言います。みんなありがとね。また一緒にあそびましょう。
by blacklabsurusumi | 2010-04-01 17:21 | セルフビルド
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