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磨墨(するすみ)の秘密基地

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備忘録其の十二

先週の進水式の後、やっぱりハルを何か色付きの塗装することに。鮫に攻撃されない色ということで、白に決定。何かとアバタも隠れるしf^_^;

2液型ウレタン塗料の2度塗り1回分を手配して、塗り始めるが、肌の伸びが悪く、3割程クリアーより多めのシンナーを使う。下地を作って上塗り。顔料が入ると、こんなにも塗りにくいのか。シンナーの臭いにも辟易する。なんか、ウッドのカヤックを作っていながら、ほとんどプラスチックで固めている。こんなんでええんやろか?確かに実用強度は出る。しかし、その製造過程はちっとも人に優しくない。とりあえず完成させてから今後の製作方針を考え直すか?

デッキ部分は今回で4回目。かなり慣れて来た。10回位塗ると綺麗な塗膜になるが、いたずらに重量が増えるだけで、これで打ち止め。ハルの塗料が乾いた時点で、軽くサンディング。クリアーで仕上げてこちらもおしまい。来週以降は艤装に入る予定。

一方、この3日間塗装の合間に取り掛かっていたのがパドル作り。艇が体に優しくないので、楽に漕げるように木製のパドルを作ることに。しかも天然塗料のみで仕上げる。

ネットで公開されているウエストグリーンランドパドルの作り方を見ながら、材にケガキして、切り出し、削る。まず、材の選定。テキストにはどこでも手に入るSPF材で大丈夫とのこと。しかし、節や樹脂溜まりの無い柾目の8フィートに出会うのは奇跡に等しい。適当に死に節の無い材を選んで買い求める。385円也。安っ!
ケガキを始める前に形を決める。基本の長さは一尋プラス肘から指先までとする。幅は親指の腹と他の指の第2関節で持てる幅。シャフト=ルームの長さは肩幅。全長からルーム長を差し引いた半分がブレード長。これは、喫水レベルの低いグリーンランドカヤックに合わせた長さなので、トリプルに乗るには少し長くしないと接水面積が少ない。10センチほど長くした。

まずブレードの平滑面を削る。シャフト部分を残し切り出し。さらにビベル部分を側面とブレードにケガいてひたすら鉋掛け。粗削りが出来たらサンディング。結構、肩に来る。
形が出来たら塗装。まず柿渋。たっぷり塗って柿渋カラーという顔料を重ねる。乾いたら亜麻仁油と荏油に蜜蝋を混ぜて熱を通す。熱いうちに刷毛でパドルに塗り、直ぐにサンドペーパーで油研ぎ。べとべとの状態で乾かし、油の揮発成分を飛ばしたら表面に残った蜜蝋を擦り込む。後は漕いでみて微調整。これは、10本位作ると自分にあったパドルが出来るだろうな。

奇跡の出会いを求めてホームセンター通いかな。
コメント
コメント

みっちゃん2009年11月27日 07:31
パドル作り、楽しそうだなあ。

するすみ2009年11月27日 09:23
みっちゃんさん

パドル作り楽しいで~。なんせ、オーダーメイドやから、自分の好きに作れる。ちゅうか、ヒューマンサイズやし、自分が基準。使い易い道具を作るのが目的。他人は関係無い。市販のパドルは万人向けに作ろうとしているから身体に合わない。オンリーワンでは無い。でも、自作パドルは長さ、幅、堅さ、全て自分の好きに変えられる。なんと言っても安いし。10本作っても市販の5分の1程度。道具はあれば楽やけど、カッターとサンドペーパーがあれば、基本オッケーなんで、秋の夜長に「カリカリ、シャカシャカ」作ってみませんか?

Keikiola2009年11月28日 22:29
パドルも作るんですね。
さすが

するすみ2009年11月29日 00:12
パドルは水と人間をつなぐもの。絶対にフィットしていなければならない。と、なれば自分で造るしかない。ってね。

10本以上造らないと判らないだろうなぁ。あるパドルビルダー(手作り)が500本以上造ったそうな。まだ判らんそうな。

Eboママ2009年12月14日 23:22
遅ればせながら…進水式おめでとうございます

3ヶ月かからずにこんな素晴らしいのが出来るもんなんですね~~~
手の怪我の方はもう大丈夫なんですか?
これからはパドル作りですね。なかなか奥深そう。。。
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by blacklabsurusumi | 2009-11-27 00:55 | カヤック自作 | Comments(0)
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