ブログトップ

磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

家作り備忘録18

b0229636_21124478.jpg


基地はホワイトクリスマス。

b0229636_21124892.jpg

b0229636_21125168.jpg


先週に引き続き作業台の天板作り。かなり当て木をして叩いてたつもりだったけど、ボルトに締め上げが甘かったのか上下の暴れが大きく、一度グラインダーとサンディングで粗方の凸凹を取る。

b0229636_21125481.jpg


それでも矩尺を当てて隙間を確認すると、ご覧の通り。光がダダ漏れ。

b0229636_21125696.jpg


それが、細かいカンナ掛けでここまで。とりあえず、今日はここまで。

b0229636_21125957.jpg

b0229636_2113116.jpg


イブの朝は2〜30センチの積雪。磨墨は全開で雪遊び。久しぶりにスイッチが入ったようやね。その後は全開で昼寝に入る。薪ストーブの前を占領して大イビキでした。

b0229636_2113342.jpg


ある程度平滑面を確保できたので、設計寸法に両端を切り落とす。

b0229636_2113522.jpg


長手方向の端にはかなり堅い材を考えていたが、ホームセンターには適当な材が見当たらない。そこで、ついに禁断の材に手を出す事を決定。この板は4年前に隣の敷地に立っていた直径70センチを超える巨木だが、風雪での倒木を危惧する所有者の依頼で伐倒のしたもの。枝と幹の一部は薪にしたが、素性の通った幹の中心部分5メートル程を2本に切り分け、それを全て二寸五分に挽いて貰った。全部で13枚。それを庭に積み上げて、トタンを掛けるだけで自然乾燥。表面は風雪と日焼けで汚れている。早速、表面に電動カンナを掛ける。

b0229636_2113746.jpg


小楢特有の斑が入った綺麗な木肌が見えて来た。思ったより虫喰いの穴も少なく、なにより節が全く無い。板材に挽く時に、何人かにその木をどうするかと聞かれて、薪にすると言ったら、勿体無いから板に挽けと言われた。その気になって、近所の木工作家の小田切さんに相談したら、堅木を挽いてくれる製材所さんに手配して頂いた上に、引き取りから乾燥の積み上げまで親切に全てやって頂いたおかげです。今思うと、お願いして本当に良かった。これは素晴らしい財産になった。
ただ、何も道具も無い素人にとって、その素材を使えるレベルまで研ぎ出すには、かなりの苦労が要る。堅い。とにかく堅い。しっかり研いだつもりのカンナも柾目の通った建材とは違い、複雑に目が入れ替わる木肌からは小さな削りクズしか出てこない。

b0229636_21131122.jpg


何とかここまで平滑面を出し、耳を落として、材として使える状態に持って来た。仏師では無いので、仏様を木から掘り出すという感覚は毛頭無いが、木工のプロが堅木を様々な作品の部品に切り分けて行く過程に、ちょっとでも触れる機会に恵まれた気がする。こんな瞬間に自分の中で、消費者から生産者へのパラダイムチェンジを感じる。それが、何かを作っていて、最もドキドキする瞬間だ。これがあるから物作りは止められない。

b0229636_21131388.jpg


さて、材料はほぼ揃った。設計通り出来るか?なんくるないさ〜。

b0229636_21131625.jpg


作業の手を止めて、槌音がするので、ご近所のSさんの現場へ。壁貼りが進んでました。手伝いもせず、口ばっかりで邪魔して帰って来ました。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2012-12-24 19:39 | セルフビルド | Comments(2)
Commented by nob at 2012-12-26 20:21 x
いい材です!ダイニングテーブルにしたら素晴らしいのが出来そう。
以前お邪魔した時に、庭に倒していた木ですよね。
Commented by blacklabsurusumi at 2013-01-02 18:05
ハイそうです。使える様になるまで、長く掛かるものですね。木工の作品が何故あのように高価なのかの一端が理解出来ますね。
<< 家作り備忘録19 家作り備忘録17 >>