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磨墨(するすみ)の秘密基地

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家作り備忘録27A selfbuilder's note

地鎮祭続き

儀礼は準備で98%が終っている。残りの2%は、正確に進行することと、間違いがあっても、臨機応変に修正すること。
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今回祭壇の上には、野菜3種と果物3種。米と塩。酒と鯛を一匹。昆布とスルメの干物を。忌竹と注連縄で囲った外に盛り砂をして、忌鍬、忌鋤の代わりに本物の鍬とスコップに半紙を巻いて代用した。祝詞を折り畳んで懐に入れ、切り麻の代わりに撒く半紙の細切れを濡れないようにビニール袋に入れて、同じく懐へ。奉天用の玉串を祭壇の端に置いて完了。

本来なら斎戒沐浴して身を清めてから臨む儀式なんだけど、顔洗って、口をゆすぎ、手を洗うことで勘弁してもらおう。サッパリして装束を着用。大帷を着て、指貫を履く。狩衣を着て帯を締める。狩衣の袖は後ろ側で25cm程しか縫い止められてないので、動きが驚くほど自由だ。さすがに狩猟用です。前側の垂れを帯を隠すようにたくし上げて降ろす。後で見ると帯の端が垂れ下がって見えてますね〜。あ〜あ。カッコ悪い。帯に差し込んだ祝詞も見えてますねぇ。天気を待ってたので、かなり慌ててたんやね。

さて、始めようかと思ったら、凄い吹雪になった。様子見で待ち。吹雪が一段落したところで、祭壇を設置し、吹雪で御幣が千切れた注連縄を交換。急に家内が写真撮って貰おうと言い出して、たまたま外で作業中のヒデキさんを捕まえて来た。寒いのにすいませんね〜。^_^;

寒さと時折降り始める雪の中、式次第に従って、進めて行きます。
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先ずは修祓。御幣の房が付いた棒で清めの儀式。ちなみに横は玉串です。
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次は降神の儀。神を依代に迎える所作で、「お〜〜〜。」という声を出しながら迎えます。
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献饌の儀です。神に供え物を食べてもらうんですが、酒瓶の蓋を開けるだけ。
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一番降ったのが、祝詞を読んでいる最中で、文字が見えなくなる程吹き付けていました。
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続いて四方修祓。これは敷地の四隅を清浄にする目的で、修祓をしてから切り麻の代わりに切った和紙を撒いて清めます。
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地鎮行事。忌鍬と忌鋤で砂盛りを「えい、えい、えい」の3回づつ突き刺します。
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続いて玉串奉天。後は撤饌の儀で酒瓶の蓋をします。 今度は昇神の儀で神を送り出したら修了
この時点では内幕は暴露されてないので、儀式は厳かに行われました。^o^色々言うに言えない失敗を隠しながら、無事終了。

とりあえず、やっといたら全てオッケーみたいなノリで終らせたけど、これで家族は無謀にも自分で家を建てるオヤジの決意を理解してくれるでしょう。少なくとも少しはモヤモヤが解消された程度でしょうけどね。

家作りは自分が持つ全ての精神世界の投影出来るものにしたい。工法も意匠も規模もジックリ5年掛かって家族とコンセンサスが出来た。地鎮祭はその節目。若い人は問題無いと思うけど、年取って住む家は、在来工法で建てると決めたのは、日本人のヒューマンサイズが基本だからだ。91cmの逓倍になっている。ほぼ日本人の半身で、このグリッドを組み合わせて行く事によって家が建ってゆく。このような尺寸法に囲まれる事で、違和感の無い空間に居る安心感がもたらされる。人のサイズに合わせてグリッドが決められているから無理が無い。違和感を感じ無い。インチ・ヤード法はイギリス人やアメリカ人に同じような安心感をもたらすんかな?

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地鎮祭が終った翌日は、雛祭り。朝からボーッとしてたら、斜め向かいのサキちゃんが、「おひな様のケーキ〜。」って、持って来てくれました。いつも、ありがとうね〜。昨日の御神酒の残りを白酒の代わりに、美味しく頂きました。萩の露結構いけます。

来週から頭を切り換えて、本格的に掘削工事を開始します。


To hold a ritual, preparation is the key. If well-prepared, everything will be all right. All you have to do the rest is just perform well and go for it.

To treat gods, esoteric table should be decorated with certain necessities. Three vegetables, three fruits, dried squid, dried sea-weed, salt, rice, a snapper and 2 bottle of sake. Small mound of sand for first construction ritual. Two digging tools for the ritual.

Esoteric table surrounded by crease rope with white cut paper indicating the sacred place. The rope tied on bamboo poles with green leaves.

Before stepping into the sacred space, priest has to purify himself by bathing and isolation. However, I had to finish preparation by a moment before the ritual start. So, I've just washed my hand and face before putting on the costume. Since being in a hurry, fitting of the garment didn't go right. Disappointing to see the picture showing end of belt coming out from front cover of Kariginu. Oh, dear.

In starting ritual, snow falling started also. Stormy weather getting stronger as the ritual going. But no way we could stop until carried out. By the time I was reading gods praising verse, snow flakes started covering surface of the parchment. Shivered to the bone, my teeth rattled. I still do not remember how I finished the reading. Soon after reading finished, snow started to stop.

Then purified each corner with spreading tiny cut paper. Asking my wife and mother-in-law to perform first construction play in the ritual. Finally asking gods to back where they should be. All the procedure ended without happenings. I thanked the neighbor who volunteered to take our pictures during the ritual.

Next day was Hinamaturi, girl's day. A girl across the street brought me a home made cake. Thank you guys always. Now lets get back to start building home, shall we.?
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by blacklabsurusumi | 2013-03-02 20:08 | セルフビルド | Comments(2)
Commented by nob at 2013-03-08 08:42 x
20年前の、我が家の地鎮祭を思い出しましたわ。施主=神主さんの地鎮祭は、感無量ですね。ところで、磨墨母さんから、お初穂料は有りましたか?(笑)
Commented by blacklabsurusumi at 2013-03-08 12:13
初穂料?あっ、忘れてました。納品、請求書送っときます。
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