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磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

カテゴリ:セルフビルド( 264 )

秘密基地ができるまで其の4


フロアコンクリート

壁が出来ると、ガレージドアを完成させて床に生コンを入れる作業。まず、すぐ近くの砂利屋さんから砂利を買う。恐ろしく安い。全部で約2立米。今ある基礎のぐり石を水平取って敷き詰める。軽トラでパンク寸前になりながら建物の中まで入れ、砂利を敷き詰める。柱以外何も無いので作業が捗る。丸太に取っ手を付けた物で突き固める。雨で濡れていたのでよく締まる。

さあこれで生コン屋を呼べる。時間勝負(5時間程で硬化が始まる)の為、初めて助っ人を頼んだ。厚さを決め床面積から必要量を計算して大型のミキサー車を手配。個人にも現金なら売ってくれるし、価格は業者と変わらない。建材業界って、わりとオープンマインデッド!素人の作業だし少ない人手(2人f^_^;)なので、若干硬化の遅いタイプのミックスを依頼。今回は4.5立米。均し終ると計算通りだった。イェーイ!運転手さんは親切だし、用意した専用工具はどんぴしゃだし、言うこと無しの作業が出来た。奇跡に近い程ラッキーが重なってくれる。

タンパーという道具が大活躍。表面に綺麗なモルタルの膜が出来、中心から外に向かって、緩い水勾配を付けて完了。3日程経って見に行くと綺麗な、ちょっと荒れたところもあるけど、なかなか満足の行くガレージフロアが完成した。

初めて知った事は、コンクリートはアルカリが強過ぎて、施工後3週間経過しないとフロアペイントが乗らないということだった。(次号に続く)
コメント
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nob2008年09月10日 16:04
オオー、コンクリ打ち完了ですね。
いっぱいプロの工具も買ったみたいですね。
プロの工具って、どんなのか見てみたい!
工具のアップも是非お願いします。
ところで、脚立の奥の自転車も買いました?

スルスミ母2008年09月10日 21:10
買いましたっ! っつーか、雪用らしいです。今は更に増えて3台。誰か止めてー(>_<)

するすみ2008年09月10日 22:22
ハイハイ、まだまだ増えますよ~。こっからがエエとこでんがな~。

やっぱりね。何と言うか、頑張った自分へのご褒美っていうんですか?大事だと思いますよ。えぇ、えぇ。まっ、そういうことで、どなたさんも、ごめんなさいよ。

バンバン2008年09月10日 23:52
いや~~~なんと素敵なことをなさっていたのでしょうか。
呼んでいただいたら手伝いますのに。

ボクの名字を広辞苑で引いていただければ
おのずと呼びたくなるはずですよ~

腕に覚えもなければ自信もないですが
DNAが憶えているかも・・・

続きがすごく楽しみです~~

するすみ2008年09月11日 23:13
バンちゃん、毎度おおきに~。

せやねん、結構はまりまっせ。将来的には湖西、湖北を遊び倒す秘密基地となればエエと思って頑張ってます。時間ができたら近所の比良山系でMTBのコース開拓するんで是非一緒に遊んでくらはい。ロードで琵琶イチも同時受付中。よろすく~。
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by blacklabsurusumi | 2008-09-10 12:55 | セルフビルド | Comments(0)

秘密基地ができるまで其の3


造作

何に時間が掛かるかって、1から作らないといけない造作物。窓や扉の類。躯体は構造物強度が変わるので下手に素人が手出し出来ない。特にマイナスは。補強は配線に関わるので後回し。ガレージ扉に取り掛かったが、一筋縄ではいかない。梁や柱がしっかりしているにしても、そこは30年物、微妙に反りや歪みがあちこちに出ている。扉の外枠を取り付けるのになかなか水平と垂直が合わない。合わせると、今度は床面の水勾配との間に隙間が出来る。最終的にはモルタルで調整することにして先へ進むことにした。そうこうしているうちに、母が死んだ。葬儀で一時中断。2月真冬。

外壁

葬儀から戻り、気を取り直して外壁に取り掛かる。雨仕舞いのことがあるので、東西南北4面のモルタルを一面づつ剥がしては貼ることに。今の外壁は内側に荒板を貼ったその外、外壁材との間に防水透湿シートを貼り、調湿するハウスラッピングという考え方が一般的。ロールになったシートを長めにカットしてタッカーでバンバン留めて行く。外壁材はすでに、山口県のある林業組合と交渉して多目に仕入れてあったやつをこれも、ネイルタッカーというエアー工具で打ち付けて行く。下から上へ水平を一枚づつ確認しながらしゃくりを合わせて留めて行く。切り妻の端以外は斜めカットの必要が無いのでこれも1日1面という早さ。外壁を全部貼り終えた時に、桜が満開となった。(次号へ続く)
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nob2008年09月10日 10:35
楽しみや!早く読みたい。次号の公開、待ってます。
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by blacklabsurusumi | 2008-09-09 21:39 | セルフビルド | Comments(0)

秘密基地ができるまで其の2


安曇川の冬はすぐにやって来た。

その1にある1枚目の写真は一晩であれだけ降った。雪は結構多いと聞いていたが、今年は当たり年らしかった。

断熱

何を差し置いても、まず断熱。この寒い冬を乗り切るにはこの築30年のボロ屋を住めるようにするには、テッテー的に断熱材を入れることであった。秋も終わりの11月の勤労感謝の日あたりに、何とか内側の石膏ボードと天井板を剥がし終えると、そこには断熱材は入っていなかった。前の住人は寒かっただろうな。

調達したのは50mm厚の断熱材20坪分。コンプレッサーとエアータッカーをオークションで仕入れ、ホースや接続パーツをホームセンターで見つけて来る。なんせ素人なもんで、ネットで内装のブログや施工のホームページを調べまくる。で、最初の1枚を垂木の間に収めてタッカーから「タンッ」と音がして、25mmのホッチキス針が断熱材の耳を捉えた時は超感動!「スッゲー」と思った。それからは早い、早い。天井と内壁を2日で全部撃ってしまった。コンプレッサー恐るべし。

内壁

断熱材を撃ち付けるだけではまだ隙間風はおさまらないので、天井から断熱材を覆うように壁板を撃ち付ける。天井は軽いOSB板にして、薪ストーブを設置する側を石膏ボードとする。それ以外は天井と同じOSB板。軽いと言っても1枚7~8キロはあるので一人で抱えながら天井に持ち上げて、押えてタッカーで撃つという作業はしんどい。梁と梁の間隔が近いところは良いけど、空いているところはつっかえ棒なんかで苦労しながら撃ち付ける。この20年程クライミングをしていて本当に良かったと感じる瞬間。側壁の撃ちつけが快調に進んで、あっという間に内側の概観が変る。外壁の加工もそうだが、一人で作業するときにこのコンプレッサーとエアタッカーがなかったら永遠に終わらなかっただろう。

ロフト

泊りがけで作業しないと効率が悪いので、先にロフトを作って、そこで寝泊りすることにした。丁度、家内がヘルニアで入院したので、スルスミも一緒にお泊りが多くなる。冬用の一番暖かい寝袋とマットを持ち込んで寝れる3畳程のロフト。夕方からは作業が終わって車で20分程の温泉に疲れを癒しに行き、暖かい物を食べて泥の様に眠る日々が続いた。今まで、冬の壁の途中でビバークしたり、ヨセミテの岸壁でハーネスを付けたままハンモックで寝たり、雪洞掘って寝たりと寒い所で寝るという状況にはたいがい慣れているので、このロフトは超快適に思える。(次号に続く)
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をゝゑ2008年09月09日 18:00
は~~~
薪ネットで顔、見ないと思ってたら、そんな修羅場を踏んでたのか…
ぇえオモチャみつけられたよーで、裏山の椎茸ですわ。

登攀・宙吊りが得意分野のよーですので、ツリー・ハウスもがんばってくださいまし♪
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by blacklabsurusumi | 2008-09-09 01:34 | セルフビルド | Comments(0)

秘密基地ができるまで其の1


ファーストコンタクト
いつか忘れたずっと以前に、NHKの番組で里山の自然なる特集が組まれた。安曇川の四季を追い、当時出始めだった里山という言葉をイメージ付け、ブームを強力に後押しする映像番組だったと思う。その後、安曇川という町名もすっかり忘れてた。

それが昨年の夏にぶらぶら湖西の田舎物件のサイトを眺めてると、安曇川の別荘地の古いカナディアンホームが安く載ってた。暇つぶしにスルスミと一緒に見に行くことにした。現物は狭苦しい作りで、周りの環境も寂れて暗い雰囲気だったんで無駄足を恨んで帰る。ただ、その別荘地へ行く道すがら、高台に見えてたログハウスが気になっていたので、ついでに見に行くことにした。

緩い斜面を登ると小さな別荘地の中に数件の家が点在してた。しかも区画毎にブナやコナラ、椎の大木が切られる事なく、各戸に木陰を提供している。地域住民の環境保全に対する意図が感じられる。
全体を見回して、そのうちの1区画、桜の大木がある土地が売り物件になってる。相当古い木造の平屋が誰にも住まわれずに端っこに引っ付いているけど、適当な広さに、手入れのされてない梅、栗、柿なんかが植わってる以外は何もない。その日は帰ることに。後で調べると、ある不動産屋のサイトに詳細が出てて、コンタクト取って見に行く。

それから話しはいきなり進んで買うことに。携帯のモバイルバンキングで買った最高額。最後の確認ボタンを押す手は力が入りました。

ところが、この物件、安く設定してあるのは建物が前の住人の古い家財道具一式ゴミ屋敷同然に残っており、更地にする費用を値引した分、安かったというあんまり有り難く無い話し。でも、躯体はまだしっかりしてるし、雨漏りの様子も無い。そこで、ネットで調べて行くうちにリフォームの可能性が見えてきて、予算を立ててみる。何とか成りそうだったので10月になって着手。

まず真っ先に、軽トラを手に入れる。次に解体用具。当初は3ヶ月もあれば完了するだろうと踏んでた計画も、余りに多量に出るゴミの処理に手間取り、リサイクルセンターまで何度往復したことか。片付けが終ると今度は内装、外装の解体作業。ただし、使える資材は流用することと、現状の配線を壊さないで解体するので、遅々として進まない。

天井を引きはがすと、出るわ、出るわ、小動物の骨や鳥の死骸。どうやら野性のテンがネグラにしていたようで、天井には長年の埃と糞が堆積していた。できるだけ慎重に降ろし、外へ。堆積物は巨大なゴミ袋に3袋。さすがにめげそうになった。

内装の石膏ボードと垂木を外し、水回りのモルタルを剥がすと、やっと躯体の全貌が見えてきた。床板を剥がし、トイレも撤去することにした。

ここでリフォームプランを練り直す。ガレージにすると決める。ロフトは付けたいな、薪ストーブも入れたいと考えている時は楽しかった。(次号へ続く)
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nob2008年09月08日 15:21
するすみさん、着々と秘密基地出来上がってますね。
有実が大学に入ったら、夏休みには大工仕事を手伝わせます。
何しろ彼女が保育所に通ってた頃の、将来の夢は、「工事のおっちゃん」になることでしたから。
「そら、一寸無理!」というと喰ってかかってくるので、
「工事のおばちゃんなら、なれる。」と言うと、やっと機嫌が治りましたから。

するすみ2008年09月09日 10:34
> nobさん

毎度オオキニ~。予定では来年はツリーハウスに着工することになっています。
是非、タコ部屋、もとい山村留学にお越しください。てぐすね引いて、もと~いっ、お気軽にお立ち寄りをお待ち申し上げます。

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by blacklabsurusumi | 2008-09-07 15:46 | セルフビルド | Comments(0)