ブログトップ

磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

<   2007年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧

伐倒

チェンソーと雑木林編集する2007年08月25日23:11
公開している友人一覧

生まれて初めて森林伐採をやった。

  雑木林というのは、子供の頃は非常に身近な存在で、当然、遊び倒していた。また、雑木林という言葉自体がとても懐かしい響きを持っている。生まれ育った九州の低山には今回行った朽木の森とは違う樹種が多く、照葉樹林の樫、椎、まてば椎、橡、が多く、ほとんど人の手が入っていない押し並べてドングリの木が鬱蒼と並ぶ林が多かった。なにしろ気温が高くものすごい勢いで成長するので、あまり綺麗な里山はなかったように記憶する。

 そして、勿論、裏山のどこにどんな虫がいるかほとんど知っていた。虫博士だった子供の頃は、夏休みはほぼ毎日虫捕りに行っていた。クヌギ以外は簡単に折れる木はなかったので、目を付けた木のウロに何が来るか、いつも数箇所チェックを入れに行っていた。だから、木のぼりは大得意。当然、どのドングリが喰えるかも知っていた。

  久しぶりにそんな頃の事を思い出しながら雑木林に入った。しかし、今回は斧とチェンソーを持って入る。大学の生態学の講義で森林のメタボリズムを測ったり、クライマックスの層を見たりと、あるがままの森林を観察するということしか頭になかったので、里山に、伐採の目的で入ろうとは夢にも思わなかった。北海道の一部を除けば、日本の森林のほぼ全部が二次林であるという事実は、昔講義で習ったことがある。

  つい最近まで人の手が入っていた里山を見て、なるほどと思った。wikipediaで書いてある通りの樹種が生い茂っている。ただし、今回入った森は、人の手が途絶えて放置状態になっていることだ。風通しが悪く、日が差し込まない、蔓が巻きついた見るも無残な(昔の人から見れば)里山。その立ち枯れが進む林を健康な林に戻そうという。

  生まれて初めてチェンソーを握った時は少々手が震えた。いや、単なる振動だけでは無い。25~30年生の立ち木を切り倒す意義に震えた。未だにやってしまったことの善悪の勘定が頭の中で交錯している。できれば、今日ご臨終頂いた木が、他の健康な木を生かすべくその生涯を終えたことを望んで止まない。

合掌
コメント
コメント

をゝゑ2007年08月26日 13:22
>生まれて初めて

あれ?そだったんですか?
てっきり、何回かはさわってるモンだと思ってました。
で、何の気なしに渡したりしてしまいました。
ちゃんとレクチャーしなくちゃなりませんでした。
ヤマでシゴトするヤツとして、恥ずべきコトしてしまいました。
ごめんなさい。
するすみサンとチェン・ソーとの出会いがそんなことになってしまって、取り返しはつきませんが、その分、これから学んでいっていただければ、それはそれで幸いです。
薪ネットには、ボクではなくて、もっと優れた先生はたくさんおられます。

伐倒、またいずれ、経験してくださいね。
塩まいて、軽く拝んでからやる方もおられるようです。
畏怖と、敬虔。
それが正しい、樹や森との付き合い方だと思っています。

今後とも、よろしくです。




するすみ2007年08月26日 15:53
をゝゑさん

どうも。チェーンソーは操作方法は習ったことがあるので百%初めてということでは無いのですが、実際に生きた木を切ったのは初めてです。

なんか、生きた鶏をさばいた時の事を思い出しました。木に逆さに吊して首を跳ね、羽を毟り、胸からY字に開き、腑と肉と骨に別け、下ごしらえして、余すところ無く頂く。

生き物の命を自分の手で絶ち、糧とする行為としては同じに感じました。玉切りにして、斧を振り下ろした時に滲み出る汁は、木にとってまさに血の一滴。

乾いた薪を買って、パッカンパッカン割って燃やしていた頃は、実は、ラップに包まれた切り身のお肉を食べていたのと同じだったんですねぇ。

なんだか、自分的に凄くインパクトのある体験をした一日でした。今後も同じ気持ちを持ち続けることができるかなぁ?頑張ります。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2007-08-25 23:11 | | Comments(0)

赤坂谷

でへ~っ!暑っ!っちゅうことで、愛知川の上流、赤坂谷に行って来た。

久しぶり。やっぱ、1夏に1回は行きたい沢。ラムネ色の水に真っ白い花崗岩が良く似合う、鈴鹿の谷。

暑い大阪を夜中に出て、着いてから朝5時まで宴会。七輪がバカウケ。グダグダと空が白むまで飲み明かす。

ちょっと遅くなって出発。今日はツメカリは無理かな。でも、ほとんど初心者に近い連中だけど、ベースの体力あるので、ちゃんとついて来る。聞けば、女の子3人とも山岳系のクラブ出身。わし、体育会系ニガテやねん。でも、こんな時は使えるね。平均的なコースタイムよりちょっとだけ早い。やるやん。

時間見てたら、ツメカリ行けそうだったけど。まぁ、無理はせず、最短の帰路へ。昼飯喰って、マッタリしてたら魚釣って、キャーキャー。

山越え諦めて、谷を降り、カラコシの分岐から踏み跡を辿って、どんぴしゃで赤坂の入口に到着。河原でまたキャーキャー言いながら、ヒル取って貰って、手当して。沢登りお約束の図。車に戻って、ヒルをお持ち帰りしないようにチェックして、温泉へ。渋滞の中を京都まで。駅で解散。

久しぶりに楽しい、犬抜きの川遊びやった。
コメント
コメント

スルスミ母2007年08月14日 22:53
犬と嫁やろ~(:_;) お土産は汚れもの…。

をゝゑ2007年08月15日 00:01
洗濯ぐらいジブンでしなさいッ(_≧Д≦)ノ彡バンバン

…て、沢かぁ…そーゆー選択もあったんですね…
湖岸は暑かったです…

じーまみ2007年08月15日 01:03
ラムネ色の水・・・
そんな綺麗なんですか~

するすみ抜きの、アウトドアなんて珍しいですね。
そういえば、スルスミが沢で、流された時の、およいだ目、思い出しました
あの時は、するすみとコミュニケーションとれてましたよ。確実に!!

毎日、暑いですねぇ、ほんとに。
自転車出勤で、職場行くのに汗だくになります

するすみ2007年08月15日 01:08
催事運営お疲れ様です。

帰りに坊村の明王渓谷あたりでも十分涼んで帰れますよ。次に朽木にお出ましの際は、是非トライしてみてください。

ちなみに、洗濯は95%洗濯機がやって、取り入れとタタミは私がやりました。ソーラーエネルギーで温まった洗濯物を汗してたたむのは、洗濯機に放り込んで、干すより辛いっす。まっ、しゃーないか?


するすみ2007年08月15日 01:12
じーまみさん

スルスミは一度行って、アブにチ○チ○刺されて、大変な思いをした所だったので、赤坂谷は今回ご遠慮いただきました。

お~っ、赤のキャノンは働いているかい?

ごっちゃん2007年08月16日 14:22
沢いいですね~するちゃんが必死で泳いでたの思い出しました。あの時沢登り初だったので皆こんな思いしてやってるんだーと弱気になりました。
また四国まで来たらそのまま別府に渡ってうちまで遊びに来てください 

をゝゑ2007年08月16日 18:02
ウラヒラは…口深とか奥深とか…
えっげつないのはヌクイ谷、行きましたッ
もちろん、吊ってもらって。

ヌクイはションベンちびりました。
けど、ツメきれば武奈ピークに出るじゃあ、ないですかあそこ。
夏空のもと、シアワセいっぱいなハイカーの中を、突然下のヤブから出現して、おまけに金具がちゃがちゃ、ズブ濡れで歩いてて、ヘンなカオされたのがシアワセでした~

するすみ2007年08月16日 21:58
ごっちゃんさん>>

あん時の明王渓谷は大増水だったよな~。スルスミが必死こいて泳いでも流されて、面白かったけど。秋になったら九州帰りたいな。その頃はタイから戻ってる?

ををゑさん>>

奥深はとっても綺麗な谷で、大のお気に入りです。口深は、出だしでいきなり前歯を折り、最後のダラダラとした平流歩きが
嫌いで、あそこはパスしたいです。ヌクイ谷は、知りません。相当マニアックな谷のようですが、クライミングの要素が強そうですね。名著:近畿の山・日帰りの谷にも載ってませんでした。沢として源頭をツメて頂上でトップアウトなんて、一番楽しいパターンですね。昭文社の地図を見ると、葛川から真っ直ぐ武奈ヶ岳に突き上げている沢ですけど、危険転落とか書いてあります。八幡谷と似てますけど、距離が短い分、傾斜が立っているようですな。記録探してみます。

をゝゑ2007年08月16日 23:19
お節介ですがググりました↓
http://www.ceres.dti.ne.jp/~noguring/kurobe/report/report/report0013R.htm

「僕がまだ学生だった頃、所属していた山岳会(京都大学山歩会)の先輩たちから、ここ比良山系貫井谷の悪名はよく聞かされた。 … だから僕の頭のなかでは、貫井谷は化け物のような印象を植え付けられていた…」と、書いてあります。

たしかに、肩幅しかない長い溝にじゃんじゃん水が流れていて、落とされたら5~6m下の滝壷に落ちそうだったり、陰険な谷で、とにかくこわくてこわくて仕方なかったことを憶えていて、その名は忘れられません。よく帰ってこれたなぁ、とも。
マグロみたいな僕を連れて行ったヤツもエラかったです。

心してヤマしてくださいね。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2007-08-14 11:28 | 山遊び | Comments(0)