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磨墨(するすみ)の秘密基地

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窯製作記其の六


秘密基地は春の陽気。梅も綻んで、デッキの上はポカポカ。スルスミはちょっと走っただけで暑くてへたばる程。

今日は朝からお隣の大木の伐倒。台風や積雪の影響で倒壊の危険があるとのこと。ここの敷地を管理されている仲良しのオジサンの依頼で、お手伝い。まず、倒す方向に引っ張るワイヤーを高い位置に取り付ける為に10m程の高さにある大きな股までクライミング、そして、懸垂下降



次にハーネスを外し、倒す方向を決めてマーキング、そしてチェンソーでカット。



かなりでかい木だったので、切り口は苦労したが、追いづるは一発で決まり。理想の方向へ倒れてくれた。倒す前に、お神酒とお米、塩をあげて、ちゃんと安全祈願をしたのが良かったみたい。無事に怪我無く終了。倒れた木は楢の木で、向こう1年分の薪として頂くことになった。



次はお窯。先週型を入れて塗り固めた本体がキレイに乾いていたので、型を取り外す。ベニヤの型を抜いた中は、適当にやっていたので、隙間だらけ。耐火セメントを捏ねて、しっかり埋める。



ある程度埋まったところで、今度は入口の型を作り、アーチ部分の位置決めを考えて、レンガの仮置き。



そして、各パーツを耐火セメントで組んで行く。アーチの隙間が狭くてなかなかセメントが埋まらない。乾燥した粉を突き込んで、水を掛けることに。来週燃やして固める(耐火セメントは熱硬化するので、一度火を焚く必要があります。)つもりだけど、崩壊しないか心配。



来週は外断熱の為、土壌改良剤のパーライトを混ぜたモルタルで仕上げて完成の予定。みなさん、そろそろ、ピザのトッピング考えておいて下さい。って、窯がほんとにできるか心配。
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by blacklabsurusumi | 2010-02-22 23:04 | セルフビルド | Comments(0)

窯製作記其の五

今週は仕事の都合で、休み一日だけ。

日曜夜からスルスミ連れて秘密基地へ。なんせ、釜製作と、来期の味噌の仕込みを同時にする事になっていたので、日程がタイトになって大忙し。

まずは、釜造りから。先週型枠に入れて作っておいた焼床がキレイに出来ていた。養生が上手く行ったみたい。その焼床を取り囲むように耐火レンガを並べて、耐火セメントで一段目を作る。硬化が普通のセメントに比べてかなり早いので、少し水を多目にして時間調整。でも、慣れて来ると、抜群に作業性が良い。一段目が程無く乾いてから、釜本体の型を置いて屋根部分のレンガを全部載せて、目地幅調整。と言うかアーチのバランス調整。載せ終わると、上から目地にセメントを鏝で塗り込み、後は全体を塗り固めるだけ。ちょ~早い!1時間掛からんかった。後は、裏側にレンガを積んで、同じく塗り固めるだけ。

煙突は、天頂部分一番手前のレンガをディスクグラインダーで円く切れ込みを入れて差し込んだ。後は養生して固まるのを待つだけ。

すぐにスルスミと遊んで晩飯をあげたら、今度は味噌作り。こちらも準備万端。厚手のビニール袋に圧力鍋で炊いた大豆を入れて、潰す。そのふくろにそのまま塩切りした麹を入れて解して、玉に丸めて樽に投げ入れる。はい出来上がり。手も器もほとんど汚れず、雑菌はシャットアウト。慣れると簡単~。はい、秋までお休み~っと。
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by blacklabsurusumi | 2010-02-15 21:24 | セルフビルド | Comments(0)

窯製作記其の四


急に寒くなった。節分雪と言うらしい。うまいこと降るもんや。ぴったしタイミング合ってるやん。

前日、久振りに日曜に休みだったので、土曜から犬友が泊まりに来たり、昼過ぎまでイベントのイントラやったりして、夕方からのんびり風呂に入って、一日終わった。んで、なんもせず。

月曜一日だけの作業になった。まず、先週型枠に入れていたコンクリの天板を木枠から外す。ネジを抜いて、外枠を外す。電ドリで簡単に外したが、底板がへばりついている。ウレタン塗装してるから簡単に外せると思ったけど、ゴムハンマーで軽く下から満遍なく叩いて、最後に底板を横から叩くとやっと少しずれた。さあ、こっから底板を抜く作業。オーバーハングを支えていたつっかえ棒と言うか、コの字型の支えを抜いて手前に引いて、スルスミ母に頼んで残った板を抜いてもらうように持ち上げて、抜けた~と思った瞬間、手前にゴトンと落ちた。ひぇ~っ!でも、端っこは欠けてないふう。まっ、ええか。結果オーライ連発~。まるで、ワシの人生そのもの。

そんで、天板の下側に隙間ができるので、あらかじめモルタルを塗りつけて水平を取る。さて、ちょ~重たい天板をどうやって載せるか???とりあえず板を起こして、土台に立て掛ける。梃子の原理で片方づつ角を持ち上げながら間にブロックや柱の木端を突っ込み、どんどん持ち上げて、反対側へバーンと倒したらええやんと思ったけど、失敗したら割れそうやし、ここは再びスルスミ母の助けを借りて、そ~っと倒し込む。やっと天板が定位置に座った。はへ~っ。疲れた。

一旦休憩を入れて、釜のブロックを仮組してみる。全体の仕上がりイメージが湧く。ふ~ん、こんな感じなんや。ブロックの位置関係をずらしながら、目地の幅とか、レンガの歩留まりなんかを考えると、写真みたいなイメージに落ち着く。またそのうち微調整が必要だろうけど、そんときゃ考え直す。

次に、天板の上に再び木枠を組んで、釜の床板を作ることに。床板の下には絶対に断熱層が必要になる。今回は約5センチの厚さで、モルタルにバーミキュライトを骨材として入れ、軽さと断熱性能を上げる。その上に約3センチの耐火セメント層を作り、これを床板とする。単純に費用を比較すると、若干だが耐火セメントで層を作った方が安く上がる。ただ、それだけでなく、型枠で作れる設計の自由度の高さは、耐火セメントの方がはるかに優れている。さらに、素人が作る場合の密閉性の高さを比べれば、耐火セメントの方が格段に高い。さらに、床面の平滑性を比べた場合、大きくメリットがある。これは、熱が均等にパンやピザに加わるということで、失敗も少なくなる。これらのアドバンテージを考えても、耐火セメントを使う方に軍配が上がると思う。また、修正もやり易いというオマケも付いてくる。

今日はここまで、来週から型を置いてブロックを積み上げる作業に入れる。また、一波乱あるやろな。楽しみ~。
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by blacklabsurusumi | 2010-02-08 22:25 | セルフビルド | Comments(0)

窯製作記其の三

先週、適当に作った土台が、いい具合に乾いてた。夜間凍るかなと思ったけど、急激な冷え込みも無く、上手く養生出来ていた。真夏にコンクリ打つよりも、冬の方がずっとやりやすい。

さて、今週は、天板を作って釜本体のベースを敷く作業。型枠用のウレタン塗装コンパネを荒材で囲んで、13ミリの鉄筋を4本底に渡す。上に軟鉄のメッシュを敷き、ピンコロスペーサーを置き、更にまたメッシュを載せる。釜本体の自重が計算では200kgを越すので、骨材だけでは心配。砂利をたっぷり入れて、型枠一杯まで流し込む。表面のモルタルが浮いて来るまでコテでならして初日はお終い。

床に着いて釜本体のデザインを考え出したら眠れ無くなった。youtubeや釜のサイトを見たりしてるうちに、アメリカのピザ、パン釜のサイトに行き着く。ここで、衝撃の数字を知ることになる。釜の入り口の高さと天井の高さに黄金比率があった!このタイミングで、この情報はかなりラッキー。と、なると、ある程度デザインに制約が加わり、結局、写真のようなかまぼこ型に落ち着く。後は、煙突の位置を決めてノートに描き出すと、グッスリ。

目覚めも爽快。早速、オーバーハングの足を取り付け、薄いベニヤとコンパネで本体内部空間の型枠を作る。カーブがキツく、思ったより手間取るが、ガムテで無理矢理押さえ込んで、何とか形にした。後は、型に合わせて耐火レンガを重ねて行くだけやから、簡単。出来たも同然じゃ~っ!

入り口と煙突の仕様どなしょかなぁ。しっ、しあった~っ!手帳、秘密基地に忘れて来た~。あれ無いと、手ぇ震えるんや。
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by blacklabsurusumi | 2010-02-02 16:12 | セルフビルド | Comments(0)