ブログトップ

磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

<   2011年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

農作業日誌その廿六

先週に引き続きライ麦の脱穀を。その前に庭のチェック。

b0229636_18562213.jpg

四角豆は順調に弦を伸ばしている。先週の帰り際に立てた網棚にしっかり絡み付いている。猿が来た形跡も無く、ネギも荒らされていない。ブラックベリーは少しづつ色付いている。ブルーベリーはまだまだ。ミョウガも覗いて見るが、こちらもまだ。

b0229636_18574628.jpg

チェックが済んだら漬けていた梅を土用干し。明日まで天気が続くということで、この機会を逃したらアウトなので、何を差し置いてもやる!梅は久しぶりに特大サイズで、前回の半分の数量、笊1枚分。今年は完熟梅を使ったので、甘い梅の香りが周囲に広がる。宝石のように綺麗な梅。期待できる。

b0229636_18584374.jpg


さて、脱穀を始めますか。ブルーシートに包んでたライ麦の藁束を半分づつに解いて、穂先を揃える。これがなかなか面倒臭い。でもきちんと揃えないと上手く脱穀しない。これは収穫の時にこの事を頭に入れて束ねないと。脱穀機のカムが上死点を超えるまで手で回して、回転プレートを踏んでやると勢い良く回り始める。ライ麦がパラパラと良い音を立てて脱穀されてゆく。綺麗に鞘から実が落ちたのを確認して、次の束に移る。日は高いが、風が気持ち良い絶好の脱穀日和。快調に進んで、穂先だけで飛んだ分を残してお昼。素麺が美味しい。スルスミと川へ泳ぎに。台風の影響で川は増水してるので、流れ込みの沢に入って体を冷やしてノンビリ。

b0229636_18595381.jpg

帰ってから、今度は唐箕を出して、選別作業。まず、脱穀した一切合財をブルーシートの中心に集め、おおまかに目安を付けて、一番底に溜った細かい藁屑と実を沢山含んだ部分を桶に集める。これを唐箕に掛けると約8割の実が回収できる。扇風機を強にして少しづつ吹き飛ばしながら選別。プラスチックのショウケに綺麗なライ麦の実が溜って行く。ざっと選別したら保管用の容器へ移す。これでほぼ全体の7割位が入った。

b0229636_193182.jpg

次に鞘から実が落ちない穂先だけが飛んだグループを篩いに掛けながら実と藁屑を分ける。また、この溜りを唐箕に掛ける。これで約8割五分が回収終了。明日に残して今日は終了。

翌日は朝から畑に出て、雑草に覆われた里芋の畝をキレイにする。台風の雨で大豆もかなり発芽が進み、まだ小さいが、なんとか6畝分育って欲しい。師匠にお約束の麦藁を納品すると、お返しとトマトやら豆、ピーマンとまたワラシベってしまった。

b0229636_1912648.jpg

帰って、残りの選別作業を。籾摺りをしたいのだが、機械も無いので、一試案。ゴム付き手袋をして篩いに押しつけて揉むと、思ったより簡単に実が離れた。木陰で穂先だけを集めて籾摺り作業。面白いように藁屑と実が別れて、簡単に作業は終わった。唐箕を出すのが面倒なので、ショウケに入れて風に向かって放り上げると藁屑だけ飛んでって、あっという間に選別出来た。う~ん、唐箕の存在価値が???まっ、いっか。時間を考えると、原始的なやり方の方が早いという良い例かもしれない。ドライに現実を受け入れよう。

b0229636_1943029.jpg

梅が乾いた。何度も丁寧に方向を変えてあげて、全体が満遍なく太陽の恵みを受けるように気を配った。前回よりちょっとは手際が良くなったけど、また、美味しい梅干しができるだろう。絞った紫蘇を梅と交互に樽に入れて、布巾で梅酢を濾しながら入れる。ちょうどひたひたに浸かって。思った通りの仕上がりに。はい、秋には美味しい梅干しになってくれよな。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2011-07-24 17:55 | 農的生活 | Comments(0)

農作業日誌その廿伍



今年も大豆を播いた。正確には去年は苗から植えて、今年は種を播いた。去年は始めて畑を借りて第一弾目の作物だったので、ポットに播種して、苗から育てたので、随分上手く行った。でも、植え付けが半端無く大変だったので、今年はじかに畑に播種。秋収穫の大豆としては、かなり出遅れて、蒔き時のほぼ最後に滑り込んだという感じ。
b0229636_16574842.jpg
梅雨明けのタイミングだったので、土は耕運機掛けるには絶好の状態。けど、フカフカの畝に播いたはイイが、なんせ土はカラカラ。夜露や夕立を期待して、去年の約五倍の広さに作付け。とりあえず、今年の自家製味噌分くらいは確保したい。去年は半分以上鹿に喰われたんで、今年は獣害ネットをして、罠も仕掛けて、鹿を逆に喰ってやろう。今日は、落花生の畝をキレイにして、土寄せして終わり。
b0229636_170155.jpg
ライ麦がいい具合に乾いて来た。穂を開けて粒を確かめる。ほぼ完全に乾燥している。猿に一束イタズラされて束を解かれていたけど、ライ麦を見た事が無い猿には何物か判らず放置してあった。バーカ!
b0229636_171116.jpg

今回は脱穀機も自作を考えたが、足踏み式の脱穀機をオークションで落す事にした。このタイプの脱穀機は、コンバインが一般的になるまではかなり主流で、農家の納屋には必ずと言って良い程あったのだが、昭和40年代を境に急速に姿を消し。古い農家の農作業小屋に埋もれていたのが、農機具回収業者の手で、細々とオークションに出ている程度で、かなりリーズナブルに入手出来る。たまたま程度の良いブツが出ていたし、同じ滋賀県内だったので、早速引き取りに行った。
b0229636_1721025.jpg
持ち帰って、簡単な整備。回転ドラムに埋め込んである爪が三カ所外れていたので、番線を寸法にカットして、元の穴に差し込む。径と長さはドンピシャだったけど、思ったより質の良い針金を使ってある。ちゃんと焼きが入っているので、硬さが全然違う。出荷当時は銀色に光り輝いていたんだろうな。回転系のシャフトエンドやドライブトレインになっているレールをグリスアップし、緩んでいるボルトにグリスを付けて増し締め。本体は木と鉄の混合パーツで出来ているが、かなり精度は高い。それと、鍛造のフライホイールを鋳造のカバーで保護した回転部分の構造は、当時の脱穀機ではほぼ共通のスタイル。相当な数が出回っていたので、強度も精度も標準化され、今でも驚きの出来栄えである。こういう物こそ文化遺産として残すべきものだろう。
b0229636_1725825.jpg
雨が上がったので、庭にブルーシートを敷いてライ麦を並べ、脱穀を始める。要領が掴めない。穂先を揃えて再度トライ。パラパラと良い音がして、ライ麦の粒が落ち始めた。しかし、穂先から脱落しない実は、殻の着いた状態で落ちる。この穂先は後で目の粗い金篩に押し付けて籾摺りすっぺ。

でも、2束目に入った所で再び雨。すぐに片付けるとどしゃ降りに。来週に延期決定。まぁ、恵みの雨やししゃあないか。帰ってスルスミと遊ぼう。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2011-07-18 15:51 | 農的生活 | Comments(0)

農作業日誌其の廿四

今年は梅が豊作。
b0229636_1184393.jpg



原因は開花時期にちゃんと虫がいたこと。今年ほど虫の有難さを実感した年は無かった。冬が厳しい分春にはそれを補うように、旺盛な繁殖活動をする動植物。3年振りの大雪は春の恵みも素晴らしい。

梅はじっくり木熟れを待って、約半分を収穫。ランク分けをして、上から梅干し用、梅酒用、梅サワージュース用と選別してそれぞれの容器へ。それと3年前の梅酒を飲みきったので、残った梅をジャムに。基地中に甘い梅の香りが漂う。b0229636_1192240.jpg
b0229636_1195284.jpg



b0229636_1202994.jpg

6月の中頃に植えた落花生が花をつけた。来月は中耕と土寄せ。
[PR]
by blacklabsurusumi | 2011-07-06 01:22 | 農的生活 | Comments(2)