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磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

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常神へ

常神半島の先端は日本海側屈指のシーカヤックフィールド。なんとこんなスゴイ所が、秘密基地から1時間の範囲内にある。秘密基地のロケーションを選んだ時、コンパスで地図上に半径50kmのサークルを描いてみる。その中に、比良山脈に琵琶湖。芦生の森、それに若狭の海岸線。勿論、自衛隊の演習場、原発7基が含まれるが、それを差引いても湖西北部の自然環境は素晴らしい。しかも、ゴルフ場は一箇所だけ。選択は間違ってなかったと思う。

水系の遊びと言えば、必ず登場するのがO君とA君。スルスミも大のお気に入りの二人。必ず、夜中に寝袋の横に添い寝している。獣臭が理由か?二人ともランクルのトップモデルに乗って来る。ということで、O君の車に3人と一匹乗って出発。いつもの小浜市街を抜ける道を避け、三方五湖方面に向かう農道を直行。O君の安全運転でも1時間ちょっとで到着。駐車場のおっちゃんにカヤック積んでるからと500円増しで請求されたが、この地域で受け入れてくれることは有難いことなので、気持ち良く払おう。後で、水道を使わせて貰ったりと、かなり好意的である。この住民感情を大事にしたい。

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カヤックを砂浜へ降ろし、準備を済ませてから、スルスミのガス抜き。ひたすら泳いでからツアーに出発。実は今日が、我が愛艇の海デビュー。琵琶湖では数回乗り回したが、外海は初めて。ただ、海は極めて穏やかで、厳しい夏の陽射しも無く、透明度はさらに上がり、日本海の沿岸部を楽しむには最高の日和となった。O君がシングルのポリ艇、ワシとA君とスルスミが、自作のウッド/FRPトリプル艇。A君がバウ側、ワシがスターン、それとスルスミは真ん中のコックピットにシーソックを装着して乗船。

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パドルはA君にワーナーのアークティックウィンド。廃番の名器。復刻が待たれる。ワシは自作のグリーンランドパドル。2本目だが、こちらは寄せ木のFRPカバーバージョン。ベースはウッドなので、しなりが大きいが体に優しい。ドリップリングは無いが水の滴りはアークティックウィンドよりずっと少ない。この辺の技術が3000年以上も前に完成されてたのだから、カヤックの場合ほぼ退化の道しか歩んでいないのではないか。この事実に早くみんな気付くべきだろう。次は2年越しに乾かしてある柾目の一本木にステインのみで仕上げたい。

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港を離岸し、快調に飛ばして、目の前の御神島に向かって進む。ウネリは無く、波高はあっても50cmで船波だろう。西寄りの風。一旦南側の突端を目指し、フェリーグライド気味に真ん中の砂浜を目指す。

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玉砂利の美しい浜に上陸。軽く水分補給して北側の突端を目指し島の沿岸を進む。楽しいサーカムナビゲーション。透明度が半端無く凄い。吸い込まれる様な青い海。10m程の海底が青白く見える。ただ、半島との間の水路という事で、潮流は速い。今日は満月、しかも中秋なので、大潮。真昼過ぎが満潮。海岸線の水位が徐々に上がっているのが判る。A君はリバーの経験があるので、エンジンとしては最高。後は常に波を見ながら、どの方向に向かって漕いでも安定して漕げる様に、気配りができる様になるとパートナーとしてはベスト。

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対岸の半島の舳先に到着すると、磯に亀の手が一杯着いている。これは採らんとあかんやろぅという事で、またまた砂利浜に上陸。亀の手を喰った事の無いO君とA君は慣れない手つきで、岩から亀の手をへっぱがす。ある程度採れたところで再出発。湾を出る時に横切った小さな二つの島を目指す。

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沖側の大きめの島に回り込むと、真ん中に空いている洞窟に漕ぎいれる。反対側の入り口から差し込む陽射しに海底が反射し、青の洞窟の様に青白い綺麗な洞窟全体が浮かび上がる。これが常神に漕ぎに来る一番の理由だ。まだまだこれ以上の神秘的な景色がこの一帯には隠れている。

とりあえず今日はこの辺で勘弁しといたろう。又来るか。船着場に向かって漕ぐ。約20分程で到着。砂浜に上陸し、着替えてから船を積み込み、出発。

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当然、名物のイカ丼に寄る。スルスミにも親切な店の人達。昼飯が済んで、楽しかったツアーを振り返りつつ秘密基地へ。温泉に行って一風呂浴びてそこで解散。

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みんな帰って、差し入れのビールを飲みながら、おでんを喰っていると、お隣さんから御月見団子のお裾分けを頂く。今までで最高の中秋になった。
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by blacklabsurusumi | 2011-09-13 16:27 | 水遊び | Comments(2)

農作業日誌其の廿九

ネイティブに感謝

久しぶりに更新。富士山に行ったり、家族サービスしたりと、キチンと畑仕事が出来てなかった。その上、台風は来るわで、畑が心配になってたけど、心配して損した。Veni Vidi Vici.
作物は悠々と成長していた。これもひとえにネイティブのおかげ。みんな雑草なんて呼んでるけど、ワシは尊敬を込めてネイティブと呼ばして貰ってます。苗が小さな時は日除けとなって守り、日照りが続くとグリーンカーテンとなって保水し、台風が来ると、ガッチリ根っこのスクラム組んで、倒伏を防いでくれるし、余計な窒素は分散してくれる。なんとまぁ、至れり尽くせり。ウチの作物はネイティブに守られて成長しています。

そして、この時期、収穫の前になると、その役割を終えて、我が作物をその周辺でナンバーワンに押し上げてくれたら、一旦きれいに除草させてもらって、さらに草マルチとなって表土を守ってもらう。腐敗すればもちろん堆肥として栄養を循環してもらう。露草さん、スギナさん、ヨモギさん、その他名前も知らないネイティブの皆さん、ありがとう。あなた方は週末似非農民のスーパーヒーローです。ネイティブがいなかったらと思うと、きっと途方に暮れるだろう。

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で、奥手の大豆はシッカリと鞘が着いた。

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今年初めての落花生は盛んに子房柄を地中に伸ばしてる。ちょっと試しに抜いてみると、ちゃんと鞘がで来ている。

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サトイモも元気に小芋を成長させている。

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畑仕事を終えて、軽トラに戻ると、サツマイモが荷台に載せてある。田舎の雄弁なコミュニケーションツール。「お疲れ様、お食べ。」と言っている。お隣さんからだろう。また、ウチのが採れたら、少し包んでお返ししよう。こんなやり取りを重ねて、地域の人達と繋がってゆく。田舎暮らしはやめられない。
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by blacklabsurusumi | 2011-09-11 20:13 | 農的生活 | Comments(0)