暑かった8月も、秋雨前線が来た途端に急に気温が下がり始めて、夜も快適に寝れる様になったし、ランニングのペースも一気に上がった。
上旬に種を播いた蕎麦もやっと大きくなってきて、花を着けている。ただ、バラ播きした蕎麦の実(種)は、その時点でカラスやハトに結構喰われていたようで、畝の半分以上芽が出ていないところがある。😓
最後まで残った和室の珪藻土塗りに取り掛かる。マスキングして、段差のある部分を塞いで、押入れの中から塗り始める。随分と塗ってなかったので、人目に着かない所を塗ってから、部屋の中へと移る。
中々思うように塗れない。まぁ、押入れの中をガン見する人もいないだろう。
室内の壁塗りに入る。段差やネジ穴、繋ぎ目の下処理をして、一晩置いて、全面を塗ってみたが、下処理の部分が影になって浮いて見える。失敗したかなぁ?とりあえず完全に乾くまで待ってみよう。
最後に床の間の中を塗って、珪藻土塗りは一旦完了。完全に乾くまで最低1週間。
その間、細い桟を切り出して、継目やコーナーの目隠しをして、珪藻土壁と腰高板壁の隙間をコーキング。
ブルーベリーは最盛期を迎え、朝夕二回、中型のボール一杯毎日回収。鳥も猿も見に来てガックリ来るくらいちゃんと収穫してやった。お陰で、被害はほぼゼロで済んだ。
先に床の間の框だけ、秘蔵の楢の板から切り出して、磨いて、蜜蝋を塗って、
取り付け位置決めまでしておく。
ついでに床の間の間接照明の目隠し板も取付け。
庭に酢橘と青唐辛子が頃合いに育って来たので、
柚子胡椒ならぬ酢橘胡椒を作る。酸味と強烈な辛さが淡白な豆腐などの味を引き立てる。
久しぶりに大物を加工。押入れの折戸の簡単な図面を引いて、取合いを確認して、作業に入る。たまにCADを弄るようにしないと欠点だらけで、後からもう一回見直すことに。
前回玄関のクロークを作った時と同じ方式で、抱き合わせの薄板で、障子を挟み込むやり方で、反り方向を逆に使い、歪みを取る方法。障子の材料は、桧のはめ板を真ん中に、葦簀を上下に配置して、ギリギリ内容物が見えない程度に通気が取れる障子を枠で押さえ込んだ。折戸なので、出来るだけ軽量化しないと、後で下がって来る。
二枚づつ、クランプで固定して、蝶番三箇所で引き寄せて留める。
本体二枚連結して折戸にしても、かなり軽いので、ヒンジはスライド蝶番のインセットで。予想以上に被せ幅を取って、動きがギチギチになったが、何とか修正して、納めた。
腰高も入り口の障子も桧の羽目板なので、縦横はあるが、色調も良しとしよう。さて、後は畳の導入だが、これも楽には行きそうもない。特に、お茶の炉をどう収めるか?頭が痛い。床の間の床も考えないと。今月はここまで。