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磨墨(するすみ)の秘密基地

surusumi.exblog.jp

竹生島へシーカヤック


今日は農作業お休み。でもって、暇なんでfuzzさんから貰ったカヤックの手入れが一段落したので、竹生島まで試漕。

昨日迄の天気予報では曇り後晴れやったけど、カヤック積んで、車を走らせた途端に、土砂降り。慌ててコンビニの駐車場に停めて、コックピットカバーを装着。雨で重たなるのかなわんし。持ってて良かった。

さて、海津大崎を廻って、大浦まで来ると、湖水の透明度が飛躍的に上がる。菅浦の手前で良えポイントを見つけて舟を降ろす。スプレーとライジャケ着けて用意万端にしてからスルスミを乗せる。泳ぎたくてたまらないスルスミを乗せて出発。

菅浦の入江を横断し、葛籠尾崎の手前で一旦上陸。2m位の湖底が見える綺麗な浜でスルスミのガス抜き。しこたま浮くオモチャを取りに泳いで疲れた所で、再乗艇。竹生島が真正面に見えている。波はほとんど無く、穏やかな湖面。しかし、湖北の透明度は素晴らしい。スルスミはお菓子を貰って、動き回る事も無く、シーソックの入ったコックピットにちょこんとお座りしている。島に渡るまで泳がれへんの判ってるみたい。変に物分りのええ犬や。いや、ただ単に疲れているだけやろう。

竹生島までは30分程度。岬と島の間に入ると、少し風とうねりが出て来た。気にする程でも無く、快調に進む。スルスミが前に乗っているので多少は重りの役目を果たしているけど、若干舳先が浮いているので波も切り易い。艇も6mオーバーだけど軽い操作でガンガン進む。程なくして島の切り立った崖がはっきり確認できる様になった。良く見ると、綺麗な柱状節理の壁面をしている。こんなの安山岩か玄武岩にしか出えへんから、湖面に隆起して固まったんとちゃうか?登攀対象にはなれへんと思う。

反時計回りに南側の岬を回ったら、急に開けた護岸された港が現れた。桟橋を回り込んだ所で、今津からの観光船が到着。桟橋の反対側で写真を撮っていると、「犬や、犬が乗ってる~。」って、観光客がワシらを指差したり写真撮られたりした。都久夫須麻神社と宝厳寺をカメラの納めて港を回り込むと小さく出島みたいに突き出た島があったので、そこでお昼ご飯。

島全体がそうやけど、鵜や鷺の繁殖地になっていて、糞が木にこびり着いたからやろか、立ち枯れの松が縞模様になっている。風向がええのかアンモニア臭はしない。行動食を食って、青空が広がって来たので、戻る事に。

西風が強くなって、波を横から受けながらのパドリングで進む。喫水線が長いので、かなりのスピードが出るが、時々50cm位の波に煽られてブレースを入れながら漕ぐ。葛籠尾崎を通過する時が一番波がキツく、風も横殴り。でも、岬を回り込んだ途端に無風状態。またまた快調に進み、菅浦の入江を横断して出発点へ。途中動力船の波に煽られてスルスミが立ち上がる。でも、一番大きな波が過ぎるとまたお利口にお座りして乗ってる。シーカヤックとは忍耐なりを掴んだんちゃうん?それは無いやろな。

出発点に到着して、お菓子を貰ったらスルスミは車のなかですでに爆睡。片付けをしてカヤックをカートップしてゆっくり湖岸を見ながら帰る。湖北はええな~。

記録

直線距離:約5km(実漕距離2kmプラス)
往復4時間(休憩含む)
経路:菅浦2km手前P~葛籠尾崎~竹生島
艇:ノースウエストカヤック/シースケープ
パドル:ワーナー/アークティックウィンド
by blacklabsurusumi | 2010-09-14 16:15 | 水遊び
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