今日は水盛りと遣り方
これが、秘密兵器。
オートレベルという名前の、水準点を見つけ出す道具。その水準点を描き込む杭を打ち込む。杭は前回打った基準点の延長線上外側に設置。距離1m。その杭に描き込む内容を1本のヤードスティックに盛り込んで、これを12本の杭に写し込む。
単純な作業の繰り替えしで発生する間違いを、このような簡単な治具を使いながら防いで行くと共に、スピードアップを図る。
その前に、水平を出す。オートレベルの仕組みは単純。長い透明なホースに水を端から端まで通し、ホースの両側のレベルを読み取る。どんなに離れていても、両端の水位は変わらないという原理を使ったもので、オートレベルを設置した側の水位が、センサーの水位と一致すると、ブザーを鳴らして教えてくれる。15mで0.5mmの誤差。恐ろしく精度が高い。水盛り作業をやってると、昔、土木工事をやってた地区管理のおじさんが見物に来て、今でもこのやり方が一番確かだと、言ってた。わり合いと素人の方が正確な仕事出来るかも。ただし、スピードはまったく本職に敵わない。この路線は最後まで続くだろうな。
チョット休憩。
猿の経路を絶ってやったので、(先週、電柵の上で交差する枝を全部伐ってやった、ザマミロ)被害が激減。トマトが復活。
同じ畝に植えたコンパニオンのハバネロも元気。
さて、次は遣り方。
基準点の後ろに、両側オープンの柵のような形の遣り方(丁張り)を設置。この3本の杭に、下側がGL(グランドレベル)上側が基礎天端に50mm上がったレベルを示す板を横に渡す。これが、基礎の全ての基準となる。
来週はこの横板に水糸を張って、基礎に墨芯を出す。いよいよ基礎の外枠が決定される。