連休を貰って、遅い夏休み。と、言っても、前半は家作りで、後半を旅行がてらキャンプに行きます。
で、先週のやり残しを良く見てみると、あちゃーっ!間違うてる。切らんでええとこ切ってもた。まっ、軽傷、軽傷。同じ大きさの木っ端詰めとけばええやん。先に進もう。
刻みを行った継手部分は、玄能で叩いて丸みを付けておく。組み上げの時に掛け矢で叩き込むと、スムーズに入るようにする為です。そして、一本づつ刻み終えると、必ず仮組みをして、ちゃんと組めるかどうかチェックしておく。そうしないと、現場で修正するのは大変だからだ。
最後の間柱だけはゲージでチェック。とりあえず、全部オッケー。墨つけと違って、刻みは電動工具が使える部分はあっという間だけど、ノミで刻む部分はやたら時間が掛かる。そして、最後のチェックを加えると、中々進まない。今のところ予定通りだけど、もう少しピッチ上げて行かんと遅れだすやろな〜。まぁ、これから少しづつ要領も解って来るので、うまいこと合わせられればええけど。
手刻みの主役のノミやカンナは出来るだけ早いウチに研いでおく。大きくこぼれた刃の修正は大変だし、何と言っても切れない刃物程危ない物は無い。作業効率も悪い。ワシはダイヤモンド砥石をもっぱら使う。これで、プロの研ぎに比べて八割程度の切れ味が出る。何よりも、研ぐスピードが早く、失敗が圧倒的に少ない。ワシの場合、それで良いと思っている。許容誤差内の精度が出れば文句は無い。十分サクサク切れる。
使っている材の等級は一等。加工精度は特一等と同じだが節が多い。たまにおおきな死に節に当たると、土台がそこから水分を貯めて腐る可能性がある場合、パテで埋める。少し大目に注入して押し込むようにして余分を取り。その上からビニール袋の切れ端を貼り付けておくと、後で綺麗に剥がせるし、平坦に仕上がる。
監督は寒いので、ストーブの番をしていて現場に出て来ない。家真っ直ぐ建てへんで、ええんか?