お盆もようやく終わり、基地地方も夜に虫のすだく音が一層激しさを増して来ました。
菜園には、申し訳程度しか植えてないトマトやキュウリが収穫を迎えている。例の7月初旬の豪雨以来まとまった雨が無いので、キュウリは水不足で不作。反対にトマトは良く実ってます。
家の方は、住み始めると、現状に満足して、作業が余りすすみません。とりあえずお客さんが来るので、トイレと脱衣場兼用のドアを、急ぎ作ってみました。檜の床板に枠を付けて、
吊り扉なので、高さを合わせて檜の垂木でレールを設え、
こんな感じに仕上がりました。コレをスタンダードにしていくつか作ってみようと思います。非常に軽いアクションで動くのが、全体的な扉のコンセプトなので、吊り扉は合格点です。
キッチンにタイルを貼ろうかと思っていたのですが、趣向を変えてカラーセメントで漆喰風に仕上げて見ました。骨材に強力な接着剤が入っているので、かなり薄く塗る事が出来ます。マスキングして、下地のモルタル板を十分に湿らせて、どんどん塗り付けます。乾くのが速いので、急いで塗って、形を決めたら必要な箇所の水平を出す。しばらく置いて見ると、漆喰と同じ様な細かなヒビが入ります。それは叩き締めても戻らないので、そのまま。一晩乾かしてから表面に防水性の塗料を塗り、汚れと水気が着かないように表面処理すると、半分マットな感じで艶もでました。
普段は、大き目の集成材をテーブルトップとして載せてあり、食材を切ったり、粉物を捏ねたりするのに重宝してます。
田舎暮らしには必要な鶏を飼うつもりで小屋を作りました。ですが、親戚から烏骨鶏を番いと雛の三羽貰って、少し慣れた頃にテンかイタチにやられてしまいました。今は居住者無しです。
金継ぎをしたり
蒸篭を作って、麦や米を蒸して
麹を作ったりしてます。僕は九州出身なので、味噌は麦味噌です。麹をたっぷりと使った甘い麦味噌を作っています。米麹は味醂や塩麹にする予定です。
階段の三角コーナーに花瓶を置くスペースを取って、欅の天板を付けて、階段の端は杉の細い垂木で縁を着けて行きます。
マスキングや下地処理をしてから、
階段手前から二階へ続く壁面に珪藻土を塗って見ました。だいぶ明るくなりました。