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磨墨(するすみ)の秘密基地

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家作り備忘録295 A selfbuilder’s note

新緑が眩しい基地地方です。木々に囲まれた暮らしの一年で、最も美しいと感じる季節。
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ブルーベリーの花が開花し、マルハナバチやクロモンアゲハが来て、蜜と交換に授粉作業をしてくれます。我が家の蜜蜂達は、他に魅力的な蜜源があるのか、見向きもしてくれません。マルハナバチ頼りです。
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2階の床下配線、配管が全て終了して、24mmの構造用合板を貼り、全面を塞いだ後、梁や桁、根太に構造用合板を固定します。
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構造用合板の上に表面の床板を敷きます。桧の床板を1列目、慎重に貼ります。ここで正確に貼るかどうかが全体の見栄えの別れ道。常に、1列目は緊張の作業で、時間をかけて出来るだけ、綺麗に、隙間なく、真っ直ぐ貼ります。ここが集中のしどころ。2列目以降がグッと楽になります。
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節の多いB品と綺麗な板目のA品が混在した床下材を安く入手。目立たない所や家具に隠れる所にはB品を、導線や目立つ所にA品を配して、無駄無く材料を使い切る。節が有っても強度が下がる訳ではないけど、内装は見た目も少しは気にして作ります。
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本実の溝に細いネジで分厚い構造用合板に、斜めに撃ち込んで固定。ピシッと収まります。
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まだ要領が悪いので南側半分に約2.5日かかりました。
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多少要領を覚えた北側半分をだいたい二日で完了。屈んだ姿勢が続く作業なので、腰が痛くなって、夕方からの温泉が待ち遠しい作業です。
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合間に、麦を蒸して、種菌を撒き、室で保温して、麦麹を作りました。九州出身の人間にはやはり麦味噌が必要で、米味噌文化の関西圏にあって、必然的に、麦麹は自作に向かう。初めてにしては綺麗に麹が出来ました。来週にも味噌を仕込みます。
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二階の床がひと段落したので、階段の側壁を石膏ボードで塞ぎます。階段の段々に合わせてのカットが微妙にズレて、切り込みを合わせるのが一苦労です。
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コモンタイムの花が満開です。コレを花弁だけ摘んで、オリーブオイルに漬けると、ものすごく良い香りのハーブオイルになります。さて、連休は休んで、ワン達と遊んでやるか。

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by blacklabsurusumi | 2018-04-30 12:00 | セルフビルド | Comments(0)

家作り備忘録294 A selfbuilder’s note

桜が満開を過ぎて、新緑を迎えた基地地方。
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我が家の蜜蜂達も分蜂の季節を迎える。この時期に合わせて咲くキンリョウヘン蘭には、蜜蜂が出す集合ホルモンを分泌する特性がある。ただし、急ピッチで春が通り越してゆく基地地方の変化にこの花は追いついて来れなかった。
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分蜂は始まり、期待した第一分蜂の群れは確保出来ずに、どこかへ飛び去った。我が家のキンリョウヘンには別の野生群捕獲で活躍して貰おう。
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この家はダイレクトゲインで屋根に受けた太陽熱と、室内の主暖房である薪ストーブから放熱された熱量を一旦屋根中央部真下に設けたチェンバーに取り込み、床下にファンで送り、基礎のコンクリートに蓄熱させる。それをじわじわと各部屋に循環させる仕組みになっている。簡易なパッシブソーラーシステムだ。その取り込み用の換気扇と床下への送風用の換気扇の配線を最後に、全ての電気配線が終了した。
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配線が終了した電線の末端は1階の壁面に集合して、この後配電盤の各回路別のブレーカーに接続される。そこから先は電力会社との交渉部分があるので、一旦作業を保留してつぎへ。
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そして、配線、配管が集積する2階の床下を塞ぐ前に、最後の宿題だった、伝声管を配管する。伝声管は、船舶の艦内に通信網として取り付けられた配管で、細い管を通る音波は減衰しにくいと言う単純な原理を利用している。半信半疑で取り付けて、実験を近所の小学生にお願いしてやってみた。素晴らしい。使える。今回、二階の両端と1階の両端を繋いで、ラッパ状の出口に話し掛けると、どこからでも双方向に会話が出来、大声を出す必要も無く、伝令が飛ばせる。スゴく便利。これで、二階床下を塞ぐ作業に移れる。
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配線、配管が完了した二階の床はまず、一旦24mm厚の構造用合板で塞がれる。これだけの厚みがある為、根太は半分で済むらしい。
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半日でほぼ南半分と翌日に北半分が終了した。一部小細工をする為に開けてあるが、来週から床材を貼り始める予定。

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by blacklabsurusumi | 2018-04-22 20:23 | セルフビルド | Comments(0)

家作り備忘録293 A selfbuilder’s note

今年の湖北には、一気に春が押し寄せ、全ての花が同時進行で咲いている。エドヒガンも南高梅も、薮椿も、黄木蓮も。ぜぇ〜んぶ、咲いている。
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ウチのシンボルツリー。豪華な黄木蓮の咲き様。山が笑い出した。
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蜂達も大忙し。分蜂前に雄蜂と子蜂が飛行練習、トップガンがひっきりなしに蜜と花粉を運んで来るので、巣箱の前はわちゃわちゃ。
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最上段の蜂子圏は子蜂が凄い勢いで生まれ、満員御礼。着々と分蜂の準備が進んでる。
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今の巣箱にいる親女王が巣別れして、配下を連れての第一分蜂は、その後の我が家の養蜂システムの存続に関わる大事なイベント。どうしても、残って欲しい。ということです、取りこぼしが許されない待ち箱態勢を。準備万端。
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家作りも同時進行してます。我が家の電気配線の通電チェック。基地の小屋から電源を引っ張って来て。各回線毎に仮接続して、コンセントにライトを差し込んで、点灯するか確認。感動の通電から、点灯!今までやった配線が間違ってなかった事が証明(照明?)された瞬間。
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とばかり、喜んでばかり居られないので、残りはテスターでチェックする事に。はい、ちゃんと107ボルト流れてます。通電オッケー。とドンドン、最終チェックを各回線毎に進めて行く。
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と、快調にチェックが進む中で、回線の途中から通電してないコンセント発見。回線を走り回って接続を確認すると、1ヶ所だけ接地側が抜けている接続を探し出した。結局、スイッチの配線繋ぎ間違いがもう1ヶ所見つかって、全体の配線で合計2ヶ所の不通部分が判明。
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回線のチェックをしていて気づいた。そういえば、外のエコキュート システムの取付がまだだった。あはは〜。で、土台のコンクリートスラブに振動ドリルで穴を空けて、アンカーを打って、
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ハイ、ガッチリ取付完了。
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ヒートポンプ側に渡り線を配線して、
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貯湯槽内に結線。
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D種接地工事を行う。簡単なアース棒埋込です。鍬で掘って、銅の棒を地下30cm以下に埋設する。200Vの機器やその他エアコン、熱源となる機器には義務付けられている。ここはキッチリ内線規定(電力会社の安全施工規定)に従って施工する。電気の契約してくれなかったら困るもんね〜。
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で、外配線の保護が終わって、エコキュート の配線完了。
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ワンコ仲間のバーベキューに参加。お肉の網焼きだけかと思いきや、燻製、ダッチオーブン、チョコレートフォンデュまで、フルコースで。
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定番のアクアパッツァと丸鶏蒸し焼き。
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なんと、ワシの退職祝いまで、サプライズで。ワオ!楽しいひと時をありがとう。

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by blacklabsurusumi | 2018-04-15 06:47 | セルフビルド | Comments(0)

家作り備忘録292 A selfbuilder’s note

今週は居続けで突貫作業中。だんだん息が上がってきた。
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縞模様のミツバチの中に、黒い個体がいきなり混ざって来たので、敵機襲来かと思いきや、どうやら今年生まれたばかりの雄蜂さん達らしい。彼らは、雌ばかりの世界で、子孫を残す為に新しい女王(他所の巣の)と交尾する為に生まれて来た。彼らが巣に出入りを始めると間も無く分蜂を迎えるサイン。急ぎ、待ち箱を用意。以前作った箱をバージョンアップして再利用。次の分蜂群を是非捕まえて、コロニーを増やしたい。
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先週に続き、熱交換気ユニットの配管。接続部分を全て外側から断熱する為のスポンジテープを巻く。
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さらに、吸気と排気の配管を屋外のフード付きガラリに接続して、外気導入、排気を行う。パイプファンの取り付けと同じ要領。壁に自在錐で穴を空け、100mmのVU塩ビ管を通して、防水カラーを着けて、ガラリを差し込む。ついでに、洗面所の天井換気扇のガラリ接続もやっといた。これで、ガラリ取り付けは全て終了。
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次に熱交換気ユニットの配線。配線ボックスはユニットの下側に着いているので、上から覗き込んで、VVF2.0の三芯ケーブルを接続。梁に足を引っ掛け、腹筋だけで身体を支えて、両手をフリーにしてから空中の作業なので、簡単な接続でも、超シンドイ。接続が終わったら、ゼーゼーハーハー。電気系統へのアクセスが悪いので、メンテが心配だが、そうしょっちゅうはいじらないので、本体取り付け位置優先とした。
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久しぶりに角ノミ盤を出して来て、二階ロフトの階段がわ手摺を加工。無くても良いっちゃ良いけど、阿呆なヤツが来て、落ちられると迷惑なので、設計の中に入れていた。優先順位の通り、一番最後の大物。90mmの桧の残材を利用して、足らない長手方向は鎌掛けで繋ぎ、それでも、オーバースペック気味にガッチリ作った。
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予め、梁の仕口切りの時にホゾ穴を開けておいたので、その穴を使って母屋と並行して、柱を建てて行く。
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木組みだけでガッチリ嵌って、おいそれとは決して抜けないレベルで取り付け。やはり構造材の組み付けは大工仕事の中でも、一番好きな作業。久しぶりにやったので、多少のズレはあるが、気持ち良い出来栄え。角の面取りも1cm取って、材の表面も仕上げカンナで綺麗に磨いてある。もうすぐこんな作業も終わると思うと寂しい気もする。さて、週明けからは、配線の通電テストが始まる。

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by blacklabsurusumi | 2018-04-08 18:06 | セルフビルド | Comments(0)

家作り備忘録291 A selfbuilder’s note

天気が続くので、田舎はやることだらけ、時間が飛ぶように過ぎて行く。
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先ずは、お隣さんから伸びて来る木の枝を、我が家に差し掛かった分だけ伐採。枝と言っても、大きいのは直径20cm程あって、そのまま落下させて、ちょっとでも何かに触れようものなら、かなりの確率で破壊する程、重量がある。そこで、樹上伐採のテクニックとして、一旦、切る枝の上の枝に支点を取って、そこからロープで吊るしてから、ゆっくり降ろす。この操作全般をリギングと言うが、元々は帆船の用語。この基本が判って作業するのと、そうでないのでは、ずいぶんと周りへの影響が変わってくる。とりあえず、フェンスや庭木を折ったり切ったりしないように丁寧に降ろして行く。久しぶりのクライミングとビッグウォールのホーリングのような動きで身体のあちこちが強張っている。
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それでも午前中だけは家作りを進行させて、キッチンダイニングの棚に下枠を取り付けたり、
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吊り戸棚の中に配線をして、照明や換気扇の取り付け準備もする。ペースを考えないと、身体が持つか心配になってきた。
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基地も本格的な春を迎え、夜間の冷え込みも和らいで来たので、蜂の巣箱を覆っていた冬囲いを外し、夏向きの仕様に変更。
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戸棚の扉を試作。同じ物を14枚作る事になるので、材料の在庫や歩留まりを考えながらコレに決めた。
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これも外が何日も続けて晴れなので出来る仕事。8年前から乾燥させている小楢の板を、自動カンナ盤に入る幅に切り揃えて屋根の下に入れる。とにかく重たい、一枚40kgはゆうにある。取り回しが大変。でも、トタン板を掛けただけで風雪に耐えた板の中から薄い桜色した綺麗な木肌が出て来ると、ホントにこの材を板材として製材して貰って良かったとつくづく思う。ダイニングにドッシリとしたテーブルが出現する日も近い。
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コレは自然な切れ端を生かした、トイレのカウンター。本棚兼、トイレットペーパーホルダー兼、手水台になる予定。
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最後の大物設備、熱交換気ユニットが所定の位置にやっと入った。コレを通して、空気の出し入れをして、夏の夜は涼しく、冬は暖かい、綺麗な空気を室内に循環させる。熱利用の効率が飛躍的に上がり、冬季のエネルギーランニングコストをかなり低減できる。
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で、その配管。分岐ユニットから各部屋毎のルーバーに新鮮な空気を送り、太いソフトパイプからリビングの暖かい、汚れた空気を排気。 その時に回収される熱量は6割程で、窓を開けて空気を入れ替えてするのに比べたら、ヒートロスは雲泥の差。
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吸気用の大きなルーバーは、専用の物より雰囲気を合わせる為、自作。結構良い出来栄え。プラスチックのルーバーはもひとつ好きになれない。
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我が家のシンボルツリーの黄木蓮が咲き始めた。明日の朝はパカパカと音を立てて、満開になるだろう。

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by blacklabsurusumi | 2018-04-03 18:22 | セルフビルド | Comments(0)